【うつ病で受給】通院中断ありでも認定|障害厚生年金2級(30代・四街道市)女性

2023年12月
受給事例

「うつ病では障害年金は難しいと言われた…」
「通院が途切れてしまっているけど申請できる?」

そんな不安を抱えてご相談いただいたケースです。

結果として、障害厚生年金2級の受給が遡って決定しました。

この記事では、
・障害年金とは何か
・障害年金の申請条件
・うつ病(精神)の受給のポイント

もあわせて、やさしくご説明します。

病名

うつ病

地域

千葉県四街道市

年齢

30代

性別

女性

認定結果

障害厚生年金2級
(約2年遡及):約200万円
年金額:約108万円

(年金生活者支援給付金5,140円/月)

相談時の状況

ご相談者は会社員として働いている中で、

・不眠
・食欲不振
・抑うつ気分
・不安や焦燥感
・パニック症状

といった症状が現れ、2020年にはじめてメンタルクリニックを受診しました。

(※厚生年金加入中の初診 → 障害厚生年金の対象)

その後、休職し通院されていましたが、
2022年以降は体調悪化により通院が途絶えてしまいました。

日常生活では

・気分の落ち込みが強く、ほとんど動けない
・人前に出ることが難しい
・働きながら生活することができない
・仕事が継続してできない

という状況でした。

さらに、

・家族関係の悪化
・経済的な不安(借金あり)
・希死念慮

も重なり、とてもつらい状態でご相談に来られました。

申請までのサポート(遡及請求)

本件のポイントは以下の3つです。

① 初診日の確定

→ 2020年(明確)

👉「障害年金 初診日」はとても重要です

② 通院中断があるケース

→ 約1年以上の空白あり

👉しかし
「通院していない=軽い」ではありません

生活状況を丁寧に整理し、
病歴就労状況等申立書を作りました

病歴就労状況等申立書の中断時の状況は以下のように記入しました👇
・体調不良や強い不安により外出が難しくなり、通院できない時期がありました
・受診できないことへの罪悪感が強く、予約や日程変更もできない状態でした
・意欲低下により寝たきりのことが多く、仕事が行えませんでした
・受診を考えることはありましたが、外出自体が大きな負担となり、結果として受診できない状態が続いていました

③ 診断書のサポート

👉障害年金は「診断書」がとても重要です

・日常生活能力
・就労状況
・精神症状

が適切に反映されるようサポートしました

結果(障害厚生年金2級の金額)

無事に

👉 障害厚生年金2級 約108万円が認定されました。
 また、年金生活者支援給付金 5,140円/月が認定されました。

■今回の障害厚生年金2級の金額の内訳

・障害基礎年金:約80万円/年
・+厚生年金部分(報酬比例)約28万円

<アンケート>依頼した理由、感想

・当初は自分で申請しようと思っていたのですが、医師が協力的ではなかったこと、体調が悪かったことなどあり、自分一人では難しいと思い依頼しました。

・説明やヒアリングを丁寧に行ってくださったおかげで大変助かりました。私の要領を得ない話を整理してまとめてくださり、自分では自覚していなかった症状などにも気付くことができました。

・素人目に医師の診断書を見る限りでは2級は難しいだろうと諦めていたので、無事に2級で通ったのは北村さんが丁寧に病状や生活状況をまとめてくださったおかげだと思います。

・正直安くはない金額でとても悩みましたが、自分ひとりでは申請が通ったかも怪しいので思い切って依頼してよかったです。 体調が悪いことが多く、やり取りがスムーズに進まずご面倒をおかけしていたと思いますが、いつも丁寧に対応して頂いて助かりました。ありがとうございました。

障害年金とは(わかりやすく)

障害年金とは、
病気やケガにより生活や仕事に制限がある方に支給される年金です。

精神疾患(うつ病・ADHD・発達障害など)でも対象になります。

よくあるご質問👇

・障害年金がもらえる条件は?
・障害年金はいくらもらえる?
・働きながら障害年金は可能?

<日本年金機構 障害年金>

障害年金がもらえる条件とは

大切なのは

✔ 日常生活がどれくらい制限されているか
✔ 働きながら生活できているか
✔ 継続的に症状があるか

です

うつ病(精神)の受給のポイント(やさしく)

・毎日の生活がどれくらい大変か
・お仕事を続けることができる状態か
・つらさが診断書にしっかり反映されているか

こうした点が大切になります。

こんなご相談はとても多いです

・障害年金の申請条件がわからない
・初診日がどこの病院かわからない
・診断書を書いてくれる病院が不安
・働きながら障害年金はもらえる?
・更新で落ちる確率が気になる

また

・障害年金 デメリット
・障害年金 確定申告
・障害年金 所得制限

なども気になる方が多いです

最後に(やさしく)

今回のように

・通院が途切れてしまった
・病院の先生が協力してくれない
・うつ病で難しいと言われた
・誰にも相談できなかった

そんな状況でも、
きちんと整理すれば道が開けることがあります。

障害年金は、
「頑張っている人ほど伝わりにくい制度」です。

だからこそ、
一緒に整理していくことがとても大切だと思っています。

少しでも気になることがあれば、
どうぞ安心してご相談くださいね。

北村恭子
bio社会保険労務士事務所