2024年1月
受給事例
以下「障害厚生年金2級」の受給事例についてご説明します。
体調不良が続く中で一人暮らしをされており、障害年金が受けられるのか知りたいということでご相談いただきました。
面談を進める中で、日常生活のご様子を詳しくお伺いしたところ、近くにお住まいの妹様から買い物などのサポートを受けながら生活されていることが分かりました。
一人暮らしの場合、日常生活が自立していると判断されやすく、障害年金の申請において不利に見られることもありますが、本件では実際には継続的な援助が必要な状況でした。
また、面談の中で、うつ病に加え膠原病(SLE)もお持ちであることが判明しましたが、総合的に判断し、うつ病のみで障害年金の申請を行いました。
- 病名
-
うつ病
- 地域
-
千葉県千葉市
- 年齢
-
40代
- 性別
-
男性
障害厚生年金2級
年金額:約145万円
遡及:約204万円
(年金生活者支援給付金 5,140円/月)
障害年金相談時の状況
当時、ご本人様は
・強い不安感による睡眠不足
・胃腸炎の繰り返し
・気分の落ち込み
といった症状が続いていました。
うつ病のきっかけとして、
・ご両親の死去
・離婚
・職場でのストレス
が重なり、心身ともに大きな負担を抱えていらっしゃいました。
また、一人暮らしではありましたが、
近くにお住まいの妹様が
・買い物のサポート
・日常生活の援助
を行っており、実質的には支援を受けながら生活されている状況でした。
障害年金申請までのサポート
本件の大きなポイントは以下の2点です。
① 傷病の選定(障害年金 精神)
面談時に膠原病(SLE)があることが判明しましたが、
医学的・審査的観点から総合的に判断し、
👉 うつ病のみでの請求が適切と判断しました。
障害年金は、
「どの傷病で請求するか」によって結果が大きく変わることがあります。
② 一人暮らしの評価(障害年金 日常生活能力)
一人暮らしは、一般的に
👉「日常生活が自立している」と判断されやすく、不利になる傾向があります。
しかし本件では、
・妹様による継続的な生活支援があること
・一人での生活が実質的に困難であること
を丁寧に整理し、
👉 診断書には
「妹のみ交流」「妹の援助あり」
と明確に記載していただきました。
③ 認定日請求(遡及請求)
過去の状態についても丁寧に整理し、
👉 認定日請求(遡及請求)
を行いました。
障害年金の結果
無事に
👉 障害厚生年金2級が認定
されました。
また、年金生活者支援給付金 5,140円/月が認定されました。
さらに
👉 遡及により約204万円の受給
となり、経済面でも大きな安心につながる結果となりました。
<アンケート>依頼した理由、感想(原文)
◆依頼した理由やきっかけ
自己申請を考えていましたが内容が複雑だったことや体調面を考えて依頼致しました。
◆依頼後の感想(対応、コミュニケーションの取りやすさなど)
終始穏やかに対応して頂いたので自身も落ち着いて対応できました。
◆その他、ご意見など
出来るだけ早くご対応して頂きたい旨を快く受け入れて下さり、想定よりも大幅に短い期間で受給決定に至ることができました。丁寧かつスピーディにご対応頂き感謝しております。
一人暮らしでも障害年金は受給できる?
「一人暮らしだと障害年金はもらえないのでは?」
とご相談いただくことはとても多いです。
実際には、
✔ 家族の支援を受けている
✔ 日常生活に継続的な援助が必要
✔ 安定して生活できていない
といった状況であれば、受給につながる可能性は十分にあります。
最後に(やさしく)
障害年金は、
「一人で生活している=問題ない」と単純に判断される制度ではありません。
その方の生活の中にある
見えにくい支えや大変さをどう伝えるかがとても大切です。
「この状況でも対象になるのかな…」
と迷われている方も、どうぞ安心してご相談ください。
一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。
北村恭子
bio社会保険労務士事務所
