2024年1月
受給事例
以下「障害基礎年金2級」【うつ病】の受給事例についてご説明します。
ご本人は飲食店を営む自営業の方でしたが、
・家庭内の不和
・子育ての悩み
・コロナ禍による営業不振
が重なり、徐々に病状が悪化していきました。
やがて希死念慮も現れ、日常生活や仕事に大きな影響が出ている状態となっていました。
また、スマートフォンやパソコンをお持ちでなかったため、
👉 郵送とお電話でのやり取りを中心にサポート
を行いながら申請を進めました。
- 病名
-
うつ病
- 地域
-
東京都江戸川区
- 年齢
-
50代
- 性別
-
男性
障害基礎年金2級
遡及:約72万円
年金額:79万5千円
(年金生活者支援給付金5,140円/月)
障害年金相談時の状況
自営業で飲食店を経営されていましたが、病状の悪化により
👉 ほとんど営業ができない状態
となっていました。
また、ご自宅では
・自室にこもることが多い
・気分の落ち込みが強い
・日常生活の意欲が低下している
といった状況が続いていました。
障害年金請求までのサポート
本件では
👉 「自営業でも就労が成り立っていない実態」と「家族の支援」
をどのように伝えるかが重要なポイントでした。
① 就労実態の整理(障害年金 自営業)
自営業の場合、「働けている」と判断されやすいため、
・実際には営業がほとんどできていない
・収入が大きく減少している
といった点を整理し、
👉 就労が成り立っていない状態
であることを明確にしました。
② 家族の支援の整理(障害年金 家族支援)
ご本人は、
👉 息子さまのサポートを受けながら生活・仕事を維持
されており、
・業務の補助
・日常生活の支援
がなければ就労が困難な状態でした。
そのため、
👉 息子さまの援助がなければ就労ができない状況
であることを、診断書および申立書へ反映しました。
③ ご本人の状況に合わせた対応
スマートフォンやパソコンを使用されていなかったため、
👉 郵送と電話を中心にやり取りを実施
し、ご負担が少ない形で手続きを進めました。
👉 障害年金の「手続きの進め方」はお客様に合わせて柔軟に対応いたしました。
障害年金の結果
無事に
👉 障害基礎年金2級(年額79万5千円)が認定
さらに
👉 約1年分の遡及(約72万円)
が認められました。
自営業であっても、実態として就労が困難であり、家族の支援が不可欠である点が適切に評価された結果となりました。
<アンケート>依頼した理由、感想 (原文)
◆依頼した理由やきっかけ
・精神的に体を壊し仕事も手につかず、仕事も減り生活も苦しくなってきました。何かをしなければ何とかしなければ、と思っていても体も頭で考える事も出来ず毎日悩んでいました。
◆依頼後の感想(対応、コミュニケーションの取りやすさなど)
・頼むときは正直悩みましたが、藁をもつかむ思いで頼みました。社労士の先生はすごくやさしく丁寧に対応して頂き感謝しています。
◆その他、ご意見など
・自分で悩んでいるよりも社労士先生の力を借りて安心した方が良いと思います。ありがとうございました。
うつ病の受給ポイント
・自営業でも受給できる可能性がある
・家族の支援が必要な状況は重要な判断材料
・実際に働けているか(就労の実態)が重視される
👉 「働いているかどうか」ではなく、援助や配慮がなくても安定して「働けているか」がポイントです。
👉 援助や配慮がなければ働くことができない状態は、障害年金において「働けている」とは評価されません。
自営業で障害年金を検討されている方へ
今回のように
・自営業をしているが実際には働けていない
・家族の支援がないと生活や仕事が成り立たない
・体調や気分の落ち込みが強い
このようなケースは少なくありません。
障害年金は、
👉 形式ではなく「実際の生活や就労の状況」が重視される制度です。
また、
👉 パソコンやスマートフォンがなくても手続きは可能です。
どうぞ安心してご相談ください。
北村恭子
bio社会保険労務士事務所
