2026年2月
受給事例
以下「障害厚生年金2級」【遡及】【双極性障害・発達障害】の受給事例についてご説明します。
ご本人はお仕事の都合で一人暮らしをされていましたが、長時間労働や業務負荷の増加により体調を崩され、
・朝起きることができない
・食欲低下
・注意力の低下
・慢性的な疲労感
といった症状が現れ、仕事を休むことが増えていきました。
その後、内科を受診し不眠症と診断されたことが初診となります。
- 病名
-
双極性障害・発達障害
- 地域
-
千葉県君津市
- 年齢
-
30代
- 性別
-
男性
障害厚生年金2級
年金額:約132万円
遡及:約618万円
(年金生活者支援給付金5,310円/月)
障害年金相談時の状況
ご本人は当初一人暮らしをされていましたが、病状の悪化により生活の維持が難しくなり、最終的には実家へ戻られていました。
また、就労についても
・病欠が続いていた
・長期間の休職を繰り返していた
など、安定した就労が困難な状況でした。
障害年金申請までのサポート
本件では
👉 「一人暮らしの実態」と「就労の継続性」
をどのように整理するかが重要なポイントでした。
① 初診日の整理(障害年金 初診日)
内科で不眠症と診断された日を初診日として整理しました。
👉初診日がどこになるかによって、障害年金の請求書、受給できる金額が大きく変わります。
② 一人暮らしの実態の整理(障害年金 一人暮らし)
認定日当時は一人暮らしをされていましたが、
・ご両親が定期的に生活支援を行っていた
・週末は実家へ帰省していた
・実家近くの医療機関へ通院していた
といった状況から、
👉 実質的には一人暮らしが成り立っていない状態
であることを整理しました。
この内容を
👉 診断書および病歴就労状況等申立書へ反映
し、生活の実態が正確に伝わるようにしました。
③ 就労状況の証明(障害年金 休職)
認定日当時の就労状況については、
👉 職場から休職証明書を取得し、
・約1年程度の休職期間が2回あること
・安定した就労ができていないこと
を客観的に証明しました。
👉 障害年金では「継続して働けるか」「休職の期間がどれくらいあるか」が重要な判断基準となります。
④ 申請タイミングの調整
障害年金の申請時期についても検討し、
👉 退職後に申請
することで、現在の就労状況がより正確に評価される形で進めました。
その後は実家で生活し、ご家族の支援を受けながら療養されていました。
障害年金の結果
無事に
👉 障害厚生年金2級(約132万円)が認定
また、
👉 遡及 約618万円(約5年分)
が認められました。
一人暮らしであっても、実際の生活状況や支援の必要性、就労の不安定さが適切に評価された結果となりました。
<アンケート>依頼した理由、感想(原文)
◆依頼した理由やきっかけ
・発症当時の勤務先も医療機関も現住所から遠いため、自分だけでは資料を収集、作成できないと思ったから 地方のためメールやLINEで連絡できる社労士を探していたから依頼しました。
◆依頼後の感想(対応、コミュニケーションの取りやすさなど)
・ 障害年金について何もわからなかったが、ささいな疑問でも丁寧に回答してくださり、ありがたかったです。
双極性障害の受給ポイント
・一人暮らしでも実態が重要(支援の有無)
・休職歴や就労の不安定さは重要な判断材料
・初診日の判断(内科も含む)がポイント
👉 「生活と就労の実態」をどう証明するかが受給のカギです
一人暮らしで障害年金を検討されている方へ
今回のように
・一人暮らしだが実際は支援を受けている
・休職や退職を繰り返している
・働き続けることが難しい
このようなケースは少なくありません。
障害年金は、
👉 形式ではなく「実際の生活状況」が重視される制度です。
どうぞ安心してご相談ください。
北村恭子
bio社会保険労務士事務所
