2025年4月
受給事例
以下「障害厚生年金2級」【若年性アルツハイマー】の受給事例についてご説明します。
本件は、
👉 これまでの通院歴を整理し、「社会的治癒」を適用したことで受給につながったケース
です。
ご相談は奥様からで、すでに必要書類の一部をご準備されていました。
ヒアリングと資料の確認を重ねる中で、初診日の判断について慎重に整理しながら申請を進めました。
- 病名
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若年性アルツハイマー
- 地域
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千葉県印西市
- 年齢
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50代
- 性別
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男性
障害厚生年金2級
年金額:約246万円
(年金生活者支援給付金5,450円/月)
障害年金相談時の状況
ご本人は
・物忘れ
・判断力の低下
・仕事の継続が困難
といった症状があり、会社から退職勧奨を受け退職されていました。
奥様が申請準備を進めており、
👉 アルツハイマーと診断された医療機関を初診日と認識
されていましたが、
👉 受診状況等証明書には「前医あり」との記載
があり、初診日の再整理が必要な状態でした。
障害年金請求までのサポート
本件では
👉 「初診日の確定」と「社会的治癒の適用」
が重要なポイントでした。
① 初診日の再整理(障害年金 初診日)
過去の通院歴を整理した結果、
・不安障害で通院していた時期がある
・その後、約5年間は体調が安定していた期間がある
・再度、うつ病で通院を開始 (社会的治癒後の初診日)
・転院後、若年性アルツハイマーと診断され受診
という経過が確認されました。
👉 初診日を整理し、年金事務所にも確認のうえ特定しました。
② 社会的治癒の適用(障害年金 社会的治癒)
過去の不安障害で治療後、一定期間
・就労ができていた
・日常生活が安定していた
ことから、
👉 社会的治癒を適用し、新たな初診日として請求
しました。
👉 この整理により、厚生年金での請求が可能となりました。
③ 証拠資料の補強
・マラソン大会への参加
・海外旅行の写真
など、
👉 元気に生活していた時期の資料を添付
し、
👉 回復していた状態と現在の差を明確化
しました。
④ 事後重症請求として迅速対応
本件は事後重症請求であったため、
👉 申請のタイミングが重要
でした。
そのため、
・受診状況等証明書の取得
・病歴就労状況等申立書の作成
・各種書類の整備
を
👉 迅速に対応し、早期申請を実施
しました。
障害年金の結果
等級判定ガイドラインに基づき診断書の内容を確認したところ、当初は3級相当となる可能性も想定されましたが、
👉 日常生活における困難さやご家族による介護状況が適切に評価され、
👉 障害厚生年金2級 約246万円が認定されました。
<アンケート>依頼した理由、感想(原文)
【障害年金申請の体験談】 ~奥様より~
夫が若年性アルツハイマー病と診断され、障害年金の申請を自分たちで進めていました。必要書類の収集や診断書の取得など、途中まではなんとか進めていたのですが、精神的な負担が大きく、正直なところ心が折れそうになっていました。そこで、やはりプロにお任せしたいと考え、北村さんにご依頼させていただきました。
北村さんとのやり取りの中で、こちらの希望がうまく伝わっていないと感じ、時には率直に意見をお伝えする場面もありました。しかし結果として、北村さんは私たちの状況を深く理解し、私たちが受けられる最大の利益を考慮して、迅速に申請を進めてくださいました。そのおかげで、無事に障害年金2級を受給することができました。
今回の申請では、初診日が明確であれば比較的スムーズに進むと聞いていましたが、私たちの場合は過去に遡る必要があり、非常に複雑なケースでした。もし自分たちだけで無理をして続けていたら、これほどの良い結果には繋がらなかったと思います。
北村さんにお願いして本当に良かったと心から感謝しております。
若年性アルツハイマーの受給ポイント
・初診日の判断が非常に重要
・過去の精神疾患との関係整理が必要
・社会的治癒の適用で結果が大きく変わる
👉 「どの時点を初診とするか」で請求方法・年金額が大きく変わります
初診日や社会的治癒でお悩みの方へ
今回のように
・初診日をどこにするか分からない
・過去に通院歴がある
・別の病気として再受診している
このようなケースは少なくありません。
障害年金は、
👉 初診日の判断や社会的治癒の適用により結果が大きく変わる制度です。
👉 ご自身での判断が難しいケースも多いため、専門的な整理が重要になります。
どうぞ安心してご相談ください。
北村恭子
bio社会保険労務士事務所
